2012.03.12 Monday 22:01

株式公開を後悔しないために〜公開後の活用を見据えた管理制度の構築〜(11)

 今回は、前回に引き続き、株式公開を後悔していないと思われる会社の、内部管理制度整備の苦労事例を見ていきましょう。

<事例3>規程の周知・運用で苦労の例(JASDAQ、小売業)
『当社の場合、最も苦労したのは、規程整備。それまでは就業規則しかなかった。規程は、組織、人事、業務、厚生などに大きく分かれる。当社の場合、業務規程だけでも仕入、販売、在庫に係る規程がそれぞれ必要であり、全部で40個くらい作った。
当社は、銀行系のコンサルタント会社を上場準備スタートと同時に入れており、「すべての準備が初めて」という社内体制であったので非常に有効に機能した。とにかく新しいことばかりでわからないことだらけ、わからなくなったら即教えてくれるしっかりした信頼のおける外部支援者に聞ける体制を持つこと。コンサルタントには規程類や「兇良堯廚料念討鮟颪い討發蕕ぁ会社の実情をよく知っているプロパー社員が、会社内用に沿って修正、肉付けをしていった。上場準備スタートが上場の6年前と比較的早くから準備を始め、内部管理体制の基礎作りができていたこともあり、審査は順調であった。』

<事例4>人材で苦労(JASDAQ、製造業)
『公開準備に10年以上かけたが、当時新聞や人材派遣会社から雇用した人材は、当該企業文化を理解し、成長させていく能力に欠けていたため、上場準備期間中に解雇せざるを得なかった。高い報酬を払っても企業人として情熱を持って企業文化を理解し、企業を成長させていく人材であればよいのだが、簡単にそういう人材を得るのは難しい。
知人からの紹介で、監査役と内部監査の人材を得たことにより、権限と責任が明確化され、ルールにしたがって動く企業になっていった。』

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