2011.11.22 Tuesday 08:10

業績予想と業績目標

(今回もメルマガからの転載です。ブログの位置付け、思案中です。。。)



 日本もついにTPP交渉への参加を表明しました。

今後の展開はまだまだ読めませんが、御社の業績に少しでもプラスに働く方向に進むことを期待したいものですね。



さて、今回は業績管理において重要な役割を担う予算管理について考えてみたいと思います。



通常、上場企業は業績予想を開示します。



投資家にとって、会社自らが発表する業績予想は投資行動を行う際の重要な判断材料です。

当然ながら、業績予想はできるだけ確実なものであることが期待され、だからこそ、実績値が予想値と大きくかい離することが見込まれる場合は修正予想の開示が求められます。



一方、経営者がたてる業績目標は、一般的に「強気」の数値であり、確実に達成可能な水準というよりも、必死に頑張ってやっと達成できるかどうかという水準に定められます。

従業員のモチベーションをあげる意味でも、「強気」の数値にこだわる経営者は多いようです。



業績予想と業績目標。

これらは全く別のものであり、しっかり管理するのであれば、両者が並立するのもありかもしれません。



ただし、「将来の数値」を2つも管理することは、中小規模の上場企業にとってかなりの負担になるうえ、混乱をまねきがちです。

だからと言って「ややこしいから、予算はひとつでええやん。」という話になると、経営者の思い入れは「業績目標」のほうにありますから、「業績予想」の重要性に対する認識が社内にしっかりと根付いていない限り、予算=業績目標となってしまいます。

こうなると、業績予想の下方修正を繰り返すことになり、市場の信頼を一気に失ってしまいます。



業績予想と業績目標の違いは何なのか。予算をどの水準に設定するのがベストなのか。

細かい部分にばかり目を奪われがちな予算管理ですが、これらをクリアにせずに進めてしまうと、予算「統制」とは言えなくなってしまいます。

十分に気をつけましょう。


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